電子カルテ導入をケアの質向上のチャンスに変える!!

 12月1日9時、いよいよ電子カルテが本格稼働しました。紙カルテから電子カルテへの移行は、単に紙媒体から電子媒体への変更ではなく、業務内容の見直しと業務フローの再構築が必要となります。
看護部ではこれを業務改善のチャンスと捉えて、まず、電子カルテ導入による業務の効率化を図ること、次にケアプロセスの可視化とシステム思考による統合的なアプローチを行えるようになることで、ケアの質を向上させることをコンセプトとした看護マスタの作成を行いました。当院の看護を標準化しつつ患者の個別なニーズに適切に対応するため、看護診断にはNANDA-1看護診断を、アセスメントにはゴードンの機能的健康パターンを取り入れ、さらに、ケア項目には標準的な精神科看護に、さまざまな身体状況に応じたケアが提供できるよう、有馬高原病院看護部のオリジナルパターンを多数作成し、フィジカルデータも系統的に組み込むことにしました。これによって、複雑な患者の状況の情報を整理、可視化して、適切なケアを考察できるようになることを目指しています。
 稼働後1週間で、まだまだ混乱ありますが、看護師たちは高いコミュニケーション能力を発揮して相互支援、情報共有を行いながら、電子カルテ移行という一大イベントに取り組んでいます。業務の効率化とケアの質向上を目指した電子化ですが、準備と移行にはさまざまな困難や課題が残ります。今後はこの経験によって培われたチーム力によって、さらなる、バージョンアップに努めたいと考えています。

学会発表

 11月22日から24日、大阪の関西大学で開催された、日本精神障害者リハビリテーション学会に看護師、作業療法士、精神保健福祉士の多職種で参加しました。

大きな目的は、実践報告と研究発表をすることでした。
 さまざまな講演や発表を聞く中で印象に残ったのは、当事者の方が多く参加されており、発表をする方もいたことです。当事者の方の生の声を聴き、改めて精神科医療に携わる自分たちの支援が当事者にいかに大きな影響を与えるかを実感しました。
 発表は、まず23日の実践報告からです。

これは、これまで行ってきた心理教育の変遷をまとめました。紆余曲折がありながらも、現在1クール1年をかけて実践しており、多くの方が足を止めて見てくださったり、質問をいただいたり、今後の協力依頼があったことから、関心の高さを感じました。
 24日は一人の患者さんの変化を考察した症例報告を口頭でさせていただきました。心理教育の対象者などプログラムに関する質問をいただきました。発表終了後に質問に来ていただいた方もあり、自分たちが実践してきたことが上手くいっていることを実感しました。
 ポスターは優秀賞5演題のうちの1演題に選んでいただき、表彰していただきました。

投票形式でしたので、もちろん自分たちも投票しましたが、選ばれたことには間違いなく、達成感を感じながら3日間の学会を終えました。

第4回ジャズフェスタ

11/12第4回の院内ジャズフェスタに参加しました。今回は「クラッシクフェスタ」ということで、4人の女性サックス奏者による演奏でした。
インザムードから始まり秋の童謡やアメージング曲、演歌メドレーなど11曲以上の演奏がありました。サックスの美しい音色と調和の取れた演奏に心が癒されました♬♬♬
吹奏楽部の時に演奏した曲もあり、楽しい時間で1時間があっという間に過ぎていきました。

CNSの学会報告

11月9日、10日に青森県で開催された学会に参加してきました。主な目的は、「トラウマ・インフォームドケアの視点で考える行動制限最小化」のテーマで、他院の方とワークショップを開催することでした。

 とはいえ、せっかく青森まで行くので、前日は友人たちと観光に出かけました。まだ少し紅葉が残っていましたが、先月末だともっときれいだったそうです。標高の高いところには雪がうっすらとつもっており、景色が全く違い、とても楽しみました。

 学会では、「認知症高齢者の医療上の意思決定支援」のテーマでの学術講演から始まり、患者さんの本当の思いをどのように考えるか、今の患者さんであればどのような選択をするのかを考えることの重要性を改めて感じました。
 自分たちが開催したワークショップでは、積極的な意見交換とはいきませんでしたが、とても興味深く聞いていただき、後で名刺交換をさせて頂いた方もいます。

今後も引き続き同じテーマでワークショップを続けていきます。
 2日目の夜は、ラーメンで打ち上げです。煮干しのだしがとてもおいしかったです。

 帰宅してからも楽しみが待っています。市場で買ったほたてや水だこをおいしくいただきました。まだリンゴも届く予定です。

 あくまでも学会がメインです。おいしいものはオマケです。

褥瘡ラウンド・NST回診のあとは褥瘡対策研修に参加しました!

 本日は、褥瘡ラウンド/NST回診でした。
メンバーは、院長、WOC(皮膚排泄ケア)認定看護師、管理栄養士、医療安全管理者、看護部長などです。褥瘡ラウンド/NST回診の後は、褥瘡対策研修会でした。
講師は褥瘡ラウンド/NST回診後のWOC認定看護師です。研修は、精神科病院での褥瘡の発生状況や身体拘束時の予防など、今すぐ現場で活用できる内容でした。参加できなかったメンバーにも伝達講習を行って、実践にいかしたいと思いました。
 WOC認定看護師が褥瘡ラウンド・NSTメンバーに加わったことで、患者様へのケアが良く
なり、WOCを目指す看護師も出現したり・・・嬉しい限りです。