新人看護師振り返り

 6月19日、新人看護師4名は「新人看護職員研修ガイドライン」の看護技術項目Ⅱ-1「環境調整技術」、Ⅱ-2「食事援助技術」の項目「臥床患者のシーツ交換」と「摂食・嚥下機能障害と食事援助法」について講義およびシミュレーターと新人同士による演習を行いました。
 それぞれの学びとして、「臥床患者のシーツ交換」では「シーツの真ん中をしっかりと合わせて固定すること」や「声のかけ合いが重要」「しわのないシーツが大事」他にも「ボディメカニクスを上手く活用する」「シーツのたたみ方を知った」などの意見がありました。中でも「シーツをたたんだ時の輪」や「ペアでの声掛け」の重要性などの気づきがあり、改めて、より効果的な教育支援のためには、新人たちのレディネス、20代前半の若者の生活者、社会人としての自立度も念頭においた指導方法が課題であると認識しました。
 「摂食嚥下機能障害と食事援助法」では、摂食に関する解剖生理と嚥下障害の原因など、摂食嚥下認定看護師による疾患や診断の理解から系統的な講義、栄養科より患者用嚥下食の提供を受けて、これを実際に摂取する体験学習を行いました。また、シミュレーターと布団などを使用してポジショニングを学び、それぞれ「すごくためになった。介助の時にやってみたい」などと好評なだけでなく、事後のレポートでは、摂食を患者のQOlやフィジカルアセスメントに結び付けて理解しようとしていることもわかりました。
 「食事介助」という身近な看護技術について、解剖・生理や病態などから援助方法を系統的に学んだことは、看護技術におけるエビデンスや理論知と実践知の統合の重要性とそれに基づいたスキルアップの重要性を実感できたようです。
 これからも、新人看護師がよりよい成長できるよう、看護部では「know how(どのようにするのか)」ではなく「know why(なぜそうするのか)」を重視、意味のある経験を重ねてリフレクティブな実践家へと成長できるよう支援を行います。