台風で瓦が・・・

今年は近畿地方を直撃する台風が頻発していますが、皆様はいかがだったでしょうか。
この9月の台風21号では我が家もケーブルテレビのアンテナが折れ、屋根瓦が落ちるなどかなりの被害を被りました。
特に瓦は、隣家の敷地へ何枚も飛んでしまいました。庭に落ちただけで建物等には被害は無かったものの正直冷汗ものでした。
その後、業者に修理を依頼しましたが、折からの台風被害で瓦が不足しているらしく完全には直らないまま台風24号の襲来を受けてしまいました。
ただ幸いにもこちらの方は特に被害も無く、無事にやり過ごせましたが、近所の家が飛来物によるものか半壊状態になっており、自然災害の恐ろしさを改めて目の当たりにしました。

海外研修報告 その4

私が特に印象に残った研修先は、認知症ケア(メモリーケア)を専門に行っている高齢者施設です。

施設の中は、廊下の照明の照度や廊下の手すり、メモリーボックス(それぞれの部屋の入り口に自分の好きなものを飾れる棚のようなもの)、中庭など、さまざまな点に工夫がなされていました。
また日中は屋外で利用者が自由に過ごせるようになっており、気ままに木陰やパラソルの下で読書やおしゃべりを楽しんでおられ、利用されている方が穏やかに過ごしている様子もとても素敵だと思いました。
様々な設備の工夫や日々の認知症ケアは、全てエビデンスやデータに基づいて行っているという説明を受け、施設で働いている職員一人一人が、誇りと自信をもって楽しく働いているという印象を受けました。職員が共通した理念を持ち、同じ目標に向かって利用者に関わっていることは、働く上でとても重要なことであると痛感しました。
今回の研修の学びを日々の業務に生かしていきたいと思います。

~その5につづく。~

呼吸をストレスケアに用いるコツ

ストレスケアのための運動は昔から、いろいろな人やいろいろな場面で推奨されています。当院の作業療法の場面でも、身体を使う活動は良く取り入れています。ウォーキング、軽スポーツ(フットサル、卓球等)、ストレッチ、等々。しかし、とてもしんどい時、どうしてもこのような活動ができないときもありますね。そういう時に思い出していただきたいのが、『呼吸』です、いくらしんどい時でも私たちは呼吸を行っているからです。この一番身近な『運動』をストレスケアに使うコツはいくつかあるのですが、ここでは三つお伝えしたいと思います。

一つは、呼吸を無理に変えようとしないことです。確かに、深いゆっくりした呼吸は、不安を緩和する効果があるという報告は多くされています。しかし、無理に深い呼吸をしようとして深呼吸を過度に繰り返すのは呼吸中枢の働きを余計に乱すことにつながります。無理に変えようとせず、『今、どのような呼吸をしているのかを意識する。観察する。』だけでも呼吸は大きく深くなるものです。これは、当院の作業療法の場面でも多くの患者様が経験される事です。意識するのがなかなか難しければ、『ただ、呼吸を数えて』みて下さい。

二つ目は、しんどくない時に、少し練習をしておくことです。いくら呼吸をストレスケアに使うのが有効だとわかっていても、練習をしておかないと、これはいざという時に使えません。できれば、なにも不安がない普通の時に呼吸を観察する習慣をつけておくのが良いですね。

三つめは、多少しんどい時にでも取り組める楽しみをみつけておくことです。精神科作業療法を受けられた経験のあるかたは、OT後、呼吸が落ち着いている事に気づく方も多くいらっしゃると思います。アロマやヨガなどの直接呼吸に関わる活動を楽しむのも良いですし、難しいことではなく、例えば『花瓶に花をさす。』という身近な活動も効果が期待できます。“心地よい”と思える趣味を日頃から見つけておきたいですね。

呼吸とストレスケアについて、ご質問ご相談があれば、こころと身体のリハビリテーション専門家である作業療法士にぜひお声かけ下さい。

海外研修4th報告  その3 - in ロサンゼルス ー 

睡眠薬の使用状況や睡眠習慣について、日米の違いに着目したいと考え、各施設での取り組みを教えていただきました。

見学させていただいた施設では、いずれも消灯時間や就寝時間を設定しておらず、「眠くなる時刻や寝たい時間は人それぞれでしょう?」という言葉が非常に印象的でした。また、日中の活動や日光浴など、エビデンスに基づいた睡眠衛生指導を実践されており、当院での取り組みのヒントになりそうなものもいくつかありました。今後、学術交流会などを通してご報告していければと考えています。

かく言う私自身、帰国後しばらくは時差ボケのせいか寝不足続き・・・。生活リズムが戻ると同時に、ぐっすり眠ってすっきり起きられる幸せを再確認しました。

日光浴や散歩に最適な素敵なお庭。良質な睡眠には日中の活動も大きく影響します。

~その4につづく。~

海外研修4th報告  その2 - in ロサンゼルス ー 

その1で報告がありましたように、今回の視察研修では3つの施設を訪問させて頂きました。

参加者は各々が専門とする施設に重点を置いて視察を行いました。

遡ると、今回の視察研修は6月に参加者及び訪問先が決定しました。それからは、月に2回のペースでミーティングを行い、参加者全員で知識を高めあう努力をしてきました。そして、今回、現地を訪れ、その知識が正しかったのか、また、少し違っていたのかを再確認することができたと思います。

3施設とも、管理者及びスタッフの方とディカッションをする場を設けて頂き、参加者も通訳を通じてですが、積極的に質問をすることができました。

すべてを有馬高原病院の現場に持ち込むことはできませんが、学んだことを共有し、今後の未来構想に新たな風を吹き込むことができるようにしていきます。

 

 

~その3につづく。~