看護部について

看護理念

看護部長 山口 玲子

医師、看護師、薬剤師、精神保健福祉士をはじめとする医療系専門職、病院の管理運営を担う事務系専門職、当グループには患者さまやご家族さま、そこで働く職員を支えるさまざまな支援制度があります。働きやすい職場環境として、けっして充分ではありませんが、少しでも多くの職員に居心地の良さを感じてほしいといつも願っています。人によってその感じ方、受け止め方は様々かもしれませんが、当グループを選んでいただけるような組織づくりに全力を注いでいきます。職場環境の充実(やりがい)、明確なビジョン(地域貢献)、自己実現(達成感)できる環境は、職員にとって大きな魅力の一つであると信じています。

当院が目指す看護師像について

当院では患者さま・ご家族さまとの信頼関係を築き、「すべての優先は、患者さまに」を実践できる看護師の育成を目指しています。

01コミュニケーション力(心の力)を育みます

個々に目標を持つことができ、各種支援制度が充実しています。

02心と体を診る力(技術力)を育みます

精神科看護では、多くの看護技術が求められます。
当院では、心のケアだけでなく、身体面をしっかり診ることのできる看護師の育成に力を入れており、多重課題・ICLS研修なども定期的に行えるよう『技術トレーニングルーム』を設置しました。大学病院でのフィジカルアセスメント研修を導入するなど、新人看護師の教育にも力を入れています。

03看護師教育プログラム

(現在準備中)

04専門看護師・認定看護師とは

専門看護師:患者の直接ケアと医療者の連携を図る「看護ケアのスペシャリスト」
認定看護師・精神科認定看護師:臨床現場で水準の高い看護技術を実践できる「臨床現場におけるエキスパート」(2020年4月現在、全国の精神科認定看護師は833名であり、兵庫県は23名)

05専門看護師(Certified Nurse Specialist:CNS)とは

複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識及び技術を深めた者です。
2019年12月現在で2519名のCNSがいる(うち、精神看護は346名、兵庫県は170名、うち精神看護21名)。

○専門看護師の役割

実践
複雑で対応が困難な課題を抱える患者・家族の病気とその背後にある不安や葛藤等の様々な要因を総合的にとらえ、どのような看護が必要か判断して実践する。
相談
看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。具体的な内容として、よりよいケアの提供を行うための相談や、カンファレンス等への参加、必要時ケア提供者へのメンタルヘルス等を行う。
調整
必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々のコーディネーションを行う。
倫理
個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決を図る。患者・家族の思いを尊重して治療や療養を行えるよう、関係者に働きかける。
教育
看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。施設全体や地域の看護の質の向上に努める。
研究
専門知識及び技術の向上並びに開発をはかるために実践の場における研究活動を行う。自身の研究、他の研究者への協力・指導を行う。

06看護師出身校一覧

>出身校一覧

07看護補助者について

精神科では看護師のみならず看護補助者の役割も非常に重要です。
看護補助者の仕事は病棟によってそれぞれ異なるのですが、具体的には患者さまの身の回りのお世話や病室の環境整備、給食の配膳などの業務を行っています。また、患者さまに直接ケアをしないメッセンジャー、事務的な業務を行うスタッフもいます。患者さまの入院生活がより過ごしやすくなるようにお手伝いしています。

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